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腰の不調、年齢のせいだと思っていませんか? ——身体の中に「皇帝」を置く、という発想。
腰が重い。
肩がこる。
姿勢が安定しない。
そう感じたとき、私たちはつい
「年齢かな」
「運動不足かな」
と理由を探します。
でも、本当の原因はもっと深い場所にあります。
それは、
**「身体の『中心』を意識して置くことができるか」**という問題です。
今日は、ある一つの「失われた漢字」の話から、
身体の使い方が劇的に変わる話をしましょう。
■ 身体(月)に、帝(てい)。
「腣(てい)」という漢字があります。
現代の辞書で引くと、「腹が肥える」や「あきらめる」といった意味が出てきます。あまり良い意味では使われません。
しかし、この漢字の**「形」**をよく見てください。
**「月(にくづき・身体)」**の横に、
**「帝(みかど・皇帝)」**がいる。
私はこの文字を見たとき、辞書の意味とは別に、
身体操作における**「ある心理」**が隠されていると直感しました。
なぜなら「帝」という字の語源は、
単に偉い人を指すのではなく、
「バラバラなものを中心で一つに束ねる(締める)」
という意味を持っているからです
■ 「ヘソ」と「テイ」の決定的な違い
私たちが普段使う「臍(へそ)」は、
へその緒を切った**「過去の痕跡」**です。
対して、この「腣(てい)」という字から見えてくるのは、
**「身体の中心を束ねる機能(システム)」**のこと。
この「帝(中心)」が身体(月)に居ないとどうなるか?
国で言えば、リーダー不在の無法地帯です。
腰が好き勝手に反り、肩が過剰に頑張り、
全身がバラバラに主張し始める。これが「不調」の正体です。
身体の中に、全体を統率する「帝」を置くこと。
これこそが、姿勢を安定させる**「要(かなめ)」**なのです。
また「月」に「要」で「腰」になりますね。
腰もまた重要な部位であります。事実「臍(へそ)」の裏側です。
■ 「あきらめる」と「締める」の深い関係
面白いことに、「帝」というパーツを持つ漢字には、
身体操作の極意とも言える共通点があります。
一つは、「締(しめる)」。
帯を締めるように、中心に適度な圧を集めること。
動作としての「締める」です。
そしてもう一つが、「諦(あきらめる)」。
「あきらめる」というとネガティブに聞こえますが、
本来の語源は**「明らめる(あきらめる)」。
つまり、「物事を明らかにして、真理を見る」**ことです。
中心(帝)が定まり、身体が「締まる」と、
余計な力が抜けて、自分の状態が「明らかに」なる。
「頑張る」のではなく、
できないこと(無駄な力み)を「諦める(手放す)」ことができる。
これが、真のリラックスと強さを生み出します。
* 臍(へそ): 場所の名前
* 締(しめ): 身体のアクション
* 諦(あきらめ): 意識のクリアな状態
* 腣(てい): それらが統合された理想の身体
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■ 中心から、離れる、エロンゲーション(離角)
「帝」が中心に座ることで、初めて身体は安定します。
そして、安定した中心(ゼロ地点)があるからこそ、
そこから手足は遠くへ、背骨は高くへ伸びていくことができる。
この
「中心を定めて(締・諦)、そこから離れる」
という感覚。
ピラティスでは「エロンゲーション」と呼びますが、
私はこれを日本語の**「離角(りかく)」**という言葉で捉えています。
次回は、
この「中心(帝)」をどうやって身体に取り戻すのか。
そして、なぜ「丸まる」ことがその第一歩になるのか。
紐解いていきましょう。
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高山市にあるスポーツクラブ「ing」では【健康】を意識しています。
単に筋肉を鍛えるだけでなく、今回のブログ内容でもありましたが「身体の再構築」をテーマにしたピラティスやトレーニング、ダイエットへのアプローチなどの指導を行っています。
あなたの身体の中に眠る「帝」を、一緒に呼び覚ましましょう。
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