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お腹・お尻・足は太りやすい!?

お腹・お尻・足は太りやすい!?

なぜお腹や足・お尻だけ部分太りするのでしょうか?それは、人が生存するために進化した結果です。体脂肪は1つの大きな塊ではなく、小さな「脂肪細胞」が集まってできています。

食事を摂りすぎると、余ったエネルギーは脂肪細胞に貯まり大きくなります。そして、エネルギーが足りないときに脂肪細胞からエネルギーを得て、脂肪細胞は小さくなります。1つ1つの脂肪細胞が大きくなったり小さくなったりすることで、脂肪全体のサイズが変わるのです。

脂肪細胞の総数が変動できたらダイエットも捗りそうですが、残念ながら思春期以降、脂肪細胞の数は減少しません。各部位の細胞数は人によって異なり、お腹やお尻、太ももには多く存在しています。太り始めは全体的に体脂肪が増えますが、脂肪細胞の数が多いところは、たくさんエネルギーを蓄えることができるため、お腹・お尻・太ももはどんどん大きくなり、部分太りしているように見えます。これは、エネルギーを効率よく貯めつつ、外的刺激から内臓を守るために、長い時間をかけて進化した結果なのです。

脂肪細胞の種類

脂肪細胞には主に2つの種類があります。

①白色脂肪細胞

脂肪細胞の多くは白色脂肪細胞であり、全身に存在します。白色脂肪細胞は、皮下や内臓で余分なエネルギーを蓄積する役割を担います。食べすぎなどで脂肪の合成が頻繁になると肥大していき、ある水準に達すると、細胞が大きくなるだけでは対処が難しくなり、細胞分裂によって数を増加させます。肥満の背景には、このような白色脂肪細胞の過剰な増加や肥大といったメカニズムがあることがわかっています。

また、18歳の頃に痩せていた人は脂肪細胞の数が少ないため、中年以降は増えた脂肪を皮下にためきることができず、内臓の周りについてしまうとも考えられます。内臓脂肪は、様々な生活習慣病のリスクを高めてしまいます。内臓脂肪の蓄積を予防するためには、若い時に痩せすぎない心がけなども大切になります。

②褐色脂肪細胞

褐色脂肪細胞は、首や肩甲骨のあたりなど限られた部位に点在しています。細胞にミトコンドリアを豊富に含むため、脂肪を燃やして「熱」に変えることができます。したがって、エネルギーの貯蔵に関わる白色脂肪細胞とは真逆の働きをしているといえます。

また、褐色脂肪細胞は新生児のときに最も多く、年齢と共に段々と減少していきます。そのため、褐色脂肪細胞の減少が「中年太り」の原因の一つとも推察されています。


脂肪細胞との付き合い方

このように真逆の働きをする脂肪細胞が体内に存在しています。幼少期からの生活習慣がその後の体質まで影響するため、長い年月付き合うことになります。年齢と共に体も変化してくるので、どこかで今までとは違うアクションをした方が、理想の体型を維持できると思います。健康的・持続的に脂肪細胞と付き合うために、習慣化を実行できれば理想ですね。

いくつかご紹介します。

①食事管理

  • 食べすぎはNG 食べすぎると白色脂肪細胞を増加させてしまうことは明確です。ミトコンドリアが体に必要なエネルギーを作ってくれていますが、特に脂質は莫大なエネルギーになる予定です。しかし、糖質に偏った食事やお菓子を食べる習慣があると、糖質の代謝が優先され、なかなか脂肪をエネルギーにする体にはなりません。

  • 栄養素の充実 ミトコンドリアが働くにはビタミン・ミネラルも必要となるため、成分が調整されたインスタント食品はおすすめしません。三大栄養素である糖質・タンパク質・脂質をしっかり摂る食事がベースとなります。ビタミンなど食品から摂りづらいものは、サプリメントの使用もおすすめです。

②ミトコンドリアの活性化

ミトコンドリア活性化には適度なストレスが必要です。運動や温冷刺激、マッサージなどもその一つとなります。やはり少しずつ運動をしていくことが効果的です。特に褐色脂肪細胞は首~背中にかけて多く分布しているので、背中を狙ったトレーニングもおすすめです。

ingジム高山店では、セミパーソナル・ピラティスのトレーニングはもちろん、高周波~低周波を使用する最新デバイスをご用意しております。様々な角度・方法により筋肉と細胞へアプローチすることができます。


まとめ

気になる部分だけを狙った脂肪の減少はほぼできないので、食事管理全身運動を継続して行い、筋肉を維持した体を作りましょう。運動をどこから始めるかわからない方や、継続したい方は一度ジムで体験してみて下さい

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